建て方がはじまりました。建て方前に土台設置が行われ、1Fから柱、梁と順々に組みあっがていきます。今回、柱や梁表しの真壁構造のため、傷をつけないよう慎重に作業が行われていきます。レッカーを使い2日掛かりで作業が行われていきます。
図面上で考えていた建物の形が見えてくるのでいつ見てもワクワクする瞬間です。建て方の現場に立ち会うことで、構造の組み方を体感することができ今後の設計にも生きてきます。
組みあがった構造をそのまま意匠とするので、設計の段階で間取りと構造の関係性が、建物が完成した時の空間の雰囲気に現れます。風通しの良いおおらかな空間になるように感じています。
今後の造作工事では、建物の性能を損なわない様、空間の質を高める造作になる様に、現場に足を運びながら、工務店さん、お施主さまと協力して、完成を目指していきます。