先日、東京建築士会で行われた宿谷昌則先生の講義を受けてきました。
どのようなお話だったかというと、
・建築環境学を考える上で、現在の地球環境とは太陽や銀河からも影響を受けており、宇宙的時間で見れば、地球の変化している環境に適応して、生物は進化し、現在ある環境の生態系が成り立っているということ。
・先進国の人々は人生のほとんどの時間を人工的に作り出した環境の中で過ごしているということ。
他にも、いろいろと興味深いお話を聞くことができた。
先生のお話を聞いて、思ったことは、
・確かに地球環境は私たちが生きるのに優しい環境というわけではなく、生き物は生きていくために身の周りの環境を最大限生かして快適さを得ているのであり、環境建築の基本もそこにあるのではと思った。
・自然素材を使いたいと思うのも、この環境に適応して進化してきた身の周りの物を使うということが、感覚的に当たり前なのだろうと思った。
最近、ディスカバリーチャンネルのサバイバル番組をよく見ていたのだが、確かにそうだな、、、と気がついた。